作業全体を俯瞰しながら、常に最善策を提案
決められたことだけをするのではなく、自ら進んで主体的に設備工事をまとめていく。それができるのが当社です。入社当初は、清水建設グループの企業ということは意識していませんでしたが、実際には清水建設が手がけるビッグプロジェクトにも携われ、そこでの自分の成長に手応えを感じてきました。
現在は工事長という立場で、空調設備や給排水衛生設備、消火設備などの工事について、作業の品質やコスト、工期、安全などのとりまとめを行っています。同時に、朝昼夕は現場内を巡回して、部下や職人さんの作業を確認しています。
私たちの仕事では、設備機器の使い勝手や耐久性などはもちろん、工事やメンテナンスのしやすさをイメージして施工計画を立てることが重要です。それと合わせ、当社に工事を発注するお客様（施主や建設工事の元請会社など）の要望を実現することも求められます。それらに対し、作業全体を俯瞰しながら常に最善策を検討するのが工事長の役目。考え抜いた提案と対応がお客様から評価され、かつ当社の利益も出せたときの達成感はとても大きいです。
名指しで工事依頼があったときの喜びは今も忘れられない
これまでで一番印象に残っている仕事は、ある仮設型の劇場の設備工事を担当し、とても短い工期で仕事をやり遂げたこと。その努力が認められ、その後、本設の別の劇場を建設する際に「ぜひ加子さんにお願いしたい」と指名されたときはとてもうれしく、自信にもなりました。
この劇場の設備工事で特に課題となったのが、劇中の音響の妨げにならないよう、空調の音をいかに静かにできるかでした。そこで、設備の技術的な検討や実証を担当する社内の施工支援センターに協力を要請。できる限り音が出ないような材料の組み合わせや施工方法などを考え出し、無事お客様の要望に応えることができました。
第一設備工業の「ここが自慢」：若くても大きな仕事に挑戦できる
大手の設備工事会社に比べれば、当社は社員数約340名と決して大きくありません。しかしその分、自分のやる気次第で、若くても大きな仕事に携われるチャンスをつかめます！
仕事は、挑戦した分だけ自信となってかえってくるもの。わからないことは、まず自分でとことん調べる。それでもわからなければ、いくらでも上司や先輩に尋ねてください。必ずアドバイスやフォローをします。臆せずどんどん吸収していこうという積極性が何より大切です。より大きな自分になるため、ぜひ当社で挑戦してください。